ドイツの自動車メーカー「BMW」の日本法人は、エンジンに不具合があり最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、17万台近くのリコールを国土交通省に届け出ました。
リコールの対象となったのは、日本に輸入されたBMWの「320d」や「218d Active Tourer」など27車種で、2012年6月から去年12月までに製造された17万台近くです。
国土交通省によりますと、エンジンの排気ガスの再循環装置に不具合があり、すすが吸気パイプにたまることで最悪の場合、火災に至るおそれがあるということです。
これまでに38件の不具合の報告があり、このうち火災が4件発生しています。
けがをした人はいないということです。
BMWは、準備が整い次第、全国の販売店で不具合がある部品の交換を無償で行うことにしています。